パク・ソンフンがNetflixシリーズ「ソンサン －弔いの丘－」に特別出演した。

「ソンサン －弔いの丘－」は存在自体を忘れて過ごしていた叔父の死後、残された先山を相続することになり不吉なことが連続し、これに関連した秘密が明らかになって起きる物語。パク・ソンフンは劇中、ユン・ソハ（キム・ヒョンジュ役）の夫ヤン・ジェソクとして特別出演し、印象的な悪役を演じた。「ソンサン －弔いの丘－」は公開直後、4日間Netflix Koreaにてシリーズ1位をキープしながら多くの関心を集めている。

パク・ソンフンが演じたヤン・ジェソクはヨガインストラクターで、教授になるために準備している妻のサポートを惜しまないが、一方では暇さえあれば浮気する二重生活を続けている人物。妻の叔父の葬儀場で先山を相続する話を聞き、薄ら笑いを浮かべながらお供え物に関心を示す世間知らずの夫だ。

特に車内でキム・ヒョンジュと夫婦喧嘩をする場面は、作品が公開される前から話題になった。終始、不満な様子のヤン・ジェソクは結局妻との関係も破局の方向に進むが、パク・ソンフンの悪役演技が「ソンサン －弔いの丘－」の序盤の叙事に躍動感を与える。憎いが憎めない「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」のチョン・ジェジュンから「ソンサン －弔いの丘－」のヤン・ジェソクまで、強烈だが説得力があり、妙に魅力的なパク・ソンフンの悪役演技は、特別出演にもかかわらず視聴者達の注目を十分に集めた。

このように悪い夫のキャラクターで名演を見せたパク・ソンフンに対して「ソンサン －弔いの丘－」の企画と脚本に参加したヨン・サンホ監督は最近のインタビューで「キャスティング当時、パク・ソンフン俳優に関する情報が多くはなかったが、演技がとても上手だ。ダミーの表情演技まで上手な俳優だった。特別出演がジョーカーとしての役割を正確に果たすというのは、野球で言えば指名打者が安打、タイムリーヒットを放つような感じだ」とし、パク・ソンフンの演技力に対して絶賛を惜しまなかった。共演したキム・ヒョンジュも、夫役のパク・ソンフンに対してキャラクターを活かしてくれたことに感謝すると言及した。

パク・ソンフンは「ソンサン －弔いの丘－」に続き、映画『熱帯夜（原題）』にキャスティング、アクションジャンルに初挑戦する。また、2024年上半期最高の期待作であるtvN新ドラマ「涙の女王（原題）」を通して3月、視聴者に会う予定だ。


写真提供：Netflix
出処：10asia